
げげーっっ。
「カバ好き」開設以来、一度も落としたことがなかったのに、ついに先月は記事をアップできませんでした。
まいったなー。。。
まー、気を取り直して。。。
で。
またまた、スミマセン、アッキー・ネタです。
東京公演の、初日に行ってきました。
席は、前から2列目の中央より。 なかなかの美席です。
が。
うーむ。。。
むむむむむむ。。。
ここからは、ネタバレ御免でお願いいたしますね。
面白いか、面白くないかというと、ズバリ、面白くはありません。
これは、あくまでも内容だけのハナシですけどね。 まー、4人(3人でもある)の男女の、良くある三角関係を、サスペンス仕立てで描いています。 人妻が過去のワル男くんが忘れられずに浮気して、現在のヨシ夫さんを大いに傷つけ、家庭崩壊の一歩手前までいっちゃって、あわや殺傷事件に。。。 というヤツです。
これを、ROCKのリズムに乗せて一気にラストまで待って行くのですが。。。
この、なんとも言えない「引き込まれ感」は、いったい何でしょうか。 これほどつまんないハナシなのに、ついつい舞台に引き込まれてしまうっていうのは。。。
ステージング(世界観)の完成度の高さなのか、それとも音楽の力なのか。。。 それとも、舞台美術や役者たちの頑張りなのか。。。???
わからない。。。
本当に、わかりません。何がナンだかわからないうちに、「あれ、もう終わり?」って、これは一応、褒め言葉ですけどね。
舞台には、4人だけしか登場しません。 「ワル男」我らがアッキー・中川晃教くん、「ヨロメキ主婦」平野綾さん、「ヨシ夫」橋本さとしさん、「ナレーター兼・謎の女」濱田めぐみさん。
登場人物が少ないと、どうしても個性のぶつかりあいになってしまいがちですが、この演目はその手の小芝居はありません。 むしろ、個性の押し付け合いに近いかもしれません。 でも、全編「歌」で構成されているので、歌の上手さに演技力を加えなくてはならないので、押し付け合いの方が気持ちが良いのです。
天才・アッキーは、今回もやってくれましたよ。
セクシーで粗野で危ない男って、彼のキャラとは真逆(失礼、アッキー)っぽいんだけど、この11月で34歳になった大人のアッキー。セクシー路線でも行けるようになったんだなぁと、オバサンはしみじみと感慨深いですわーっっ。 フホホホ。。
歌も、いつもの美声を封印して低い声を出しながら、アッキー節は健在でした。
この演目は、ニューヨークのオフ・ブロードウェイで上演されていたものです。 2人の女性(ジュリア・ジョーダンさん、ジュリアナ・ナッシュさん)が共同で書いた作品。 なので、どうしても
「理想の男像」に走りがちですが、これだけ分かりやすくやってもらうと何も言えません。
初日の客席に、来日したお二人が座って観劇されていました。 初日っていうのは、どーしても招待客が来てしまうので、役者たちのピリピリ感がハンパないですね。
ラストに、取っ手付けたような「ロック・コンサート」のようなエンディング。。。 「ジャージー・ボーイズ」並みの盛り上がりは期待しないで下さいね。
11月27日まで
銀河劇場にて、上演中。
お写真は、ロビーに飾ってあったアッキーの「ワル男」ぶり。 なかなかカッコ良いでしょ。
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