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2014-08-28

ミュージカル 「VAMP ~魔性のダンサー~ ローラ・モンテス」

初めての六本木「EX シアター」!
電車で行くより、渋谷からバスで行くと、「EX シアター 前」という停留所があり、へぇーっっ近いじゃんっっという嬉しい発見をしてご満悦のぱんだ。

いやー。。。ええーっ。

うーむ。。。


ご機嫌だったのは、そこまででしたかねー。

ふーっっ。


まー。 いつもの感想です。

初日だったので、ちょいと興奮気味なのはいたしかたなく、それなりに期待もしておましたが。。。

ごめんっっっっっ。

幕開けと同時に「イヤ~~~な予感」に襲われつつ、それでも気を取り直して集中したんですけど。。。

そんなわけで、ここから先はネタバレ御免でお願いします。
まだ、これから初観劇予定という方、ご注意願います。


えーと。

珍しく、良かったところから感想を。


先ず、主演ってことで頑張っていた黒木メイサちゃんの輝くばかりの美貌は、ぱんだのお気に入りだった「女信長」の舞台からさらに磨きがかかり、結婚・出産を経て、その艶っぽさは増すばかり。
同性のぱんだが見ても「うっとり」するくらいの美しさは健在で、存分に目の保養をさせていただきました。
そういう点では、彼女を取り巻く男性俳優陣(もちろん、我らがアッキーも含まれておりますぞ!)も皆さん見栄えが良く、ルックス的には満点の舞台。

そして、ダンスが良かった!!!
キレの良いダンス(アッキーも頑張りました)は、タップあり、エキゾチックなショーあり、フラメンコあり。 特に、、メイサちゃんのフラメンコは素敵でした。
そして、剣を用いての殺陣的な所作も、思わず目が釘付けになるくらいの美しさでした。 さすがに、早乙女太一くん(「影」役で友情出演)の日本舞踊で鍛えた「本物感」を醸し出す演技にはメイサちゃんもついて行くのに必死でしたね。 でも、そこがまた良かったんですよ。 越えられない「自己の影」との対峙なので、影よりも腕が良いとローラの葛藤を描けないですもんね。

えー。

まー、良かったのはここまでですかね。

フホ。 フホホホ。。。。

エンターテイメントとしてだけの評価なら、そこそこ良いのだと思いますよ。
休憩なしの2時間、退屈させずにラストまで持っていったのは素晴らしいことです。

もっと、掘り下げて観てみようと思うからいけないのかもしれません。 ぱんだの悪いクセでしょう。 なーんか、内容とか、背景とか、史実の有無だとか、舞台美術とか、お衣装とか、楽曲の良し悪しだとか。。。そんなものに囚われてはいけないのかもしれませんが、演劇を深く愛するファンとしての、勝手なつぶやきだと思って下されば幸いです。

先ず、ぱんだが一番ビックリ仰天したのは、ローラ・モンテスの男遍歴のドラマ性について。
19世紀のこの時代、次々と有名男を食い物(言い方悪いですね、失礼!)にした女は、なにもローラだけではありません。
なので、デュマだとか、リストあたりを渡り歩いたくらいでギャーギャー騒ぐようなことではないのであります。
特に、リストに関しては、当時はメガトン級のスーパースターだったわけで、彼を取り巻く金持ちの淑女たちがグルーピーよろしく嬉々として彼に身を任せていたわけです。(今でいうロック界の世界的大スター様、ミック・ジャガー(古い?)も真っ青レベル)
こーいってはナンですが、一介のダンサーだったローラごときが相手にしてもらえただけでもありがたく思えってハナシなんですよ。 まー、一応パリ・オペラ座デビューの口利きをしてもらったなんていうエピソードもあるにはあるけど。 
正直、リスト側の女遍歴に、ローラの名前が出てくることは、ないとは言いませんが、決して多くはありません。
デュマにしても、自分の小説作品を演じる女優にはかたっぱしから手を付けていたという猛者。 これは、自分自身でも認めちゃっているようで、こちらもローラとはその他大勢の女たちの一人的な関係だったというのが現実。
申し訳ないけれど、視点を変えれば、ローラの男・武勇伝というより、ただ単に、「スター様に遊ばれちゃった女の子」感がアリアリ。
今回、リストを「ローラが一番愛した男」っていう位置づけにしていますが、そりゃあ、ないだろーっっっ???ってことですよ。
本当に愛したっぽいのは、デュジャリエあたりだったようです。 女としては、その他大勢の中の一人より、自分だけを愛し抜いて命を落とした男の方が、忘れにれないものではないでしょうか?
そして、ルードヴィヒ1世とのスキャンダル。。。こっちの方が、よーーーーーっほどローラの人生に深く関わっていくのです。

なのに。

この舞台では、男たちとの間にあるはずの人間ドラマがスッカスカ!!!!
そこが一番、ビックリ仰天。

さらに、ローラという女の出自についても一切の説明ナシ。
母親との因果関係についても、さらっとさえ触れられず、後からローラがこうなったのはみんな母親のせいだみたいなフリを見せ隠れされても、観客は全くついて行けません。 というより、そんな大雑把極まりない演出には、ついて行きたくありません。
だって、純真無垢だったローラが最初の男と結婚して、それなりに幸せな主婦をやっていたのに、なぜかリスト・マニアになってダンサーに転身するっていうところの、彼女の心の動きも完全にすっ飛ばしてます。 そこが、母親との確執をからめる唯一のシーンであり、その後の彼女の男遍歴に対する言い訳として成立するわけでしょ。 観客が主人公に感情移入できる場面としたら、そこしかなかったのに。

この時点で、ぱんだは「。。。なんじゃこりゃ????。。。もう、わかった。。帰りたいよぉ。。」と思ってしまいまして(wwwwwwww)
まー、その後もしっかり観ましたけどね。

そして、男たちを5つの花に見立てて、その花の色をそれぞれの男たちとのシーンで着るドレスにしたアイデア!!!
もーーーーーっっっ。 岸谷さん、どーしちゃったのですか? 今どき、そんな手垢が付きまくりの古臭い演出、かなりヤバイですよっっっっ。 もしかして、桐生操さんの原作がそういう感じなのでしょうか? (今回だけは、事前に読んでおけば良かったと後悔しましたが、読めばもっと、後悔していたと思われますわ)
さらに、ドレスを着たローラが、激しいダンス場面以外では常に裸足(素足)というのも、「誰にも穢されない自分」を表現したかったとか、そーいうのだとしたら、これまた陳腐すぎると言わざるを得ませんよね。 だって、そんなの誰にでも思いつく演出だもん。
そんなぱんだが唯一面白いと思った演出は、ローラに白い下着ドレスを着せ、男たちが絵具をぶっかけ、ドロドロに汚れたところに、今度は水を入れたジョーロで彼女をキレイにしてあげるという演出。
正直、この場面はストーリー上必要あったのかどうかは大いに疑問が残るところですが、それなりに目を引いたことは確かですね。

ミュージカルというからには、楽曲があるわけなんですが、これも心に残るものは一切なし。
でも、リスト役だったアッキーの、ピアノの超絶技巧の弾き真似は、流石に上手でした。 もしかして、「愛の夢」だけはご本人が弾いていたのかと期待しましたが。。。。どこからどこまで本人が弾いているのかという線引きは、とても興味深いところですね。 いつか、そこらへんの事情を裏話などで披露していただけると嬉しいです。
お歌も、混声曲でもすぐにアッキーの歌声は聞き分けられましたし。 それだけ、飛び抜けて上手いんでしょう。

そしてただ一人、正統派ミュージカルっぽい歌唱を披露していた橋本さとしさん、相変わらずの色っぽさでした。 あの色気は、出そうと思ってもそんじょそこいらの若造には到底無理。 ただごとじゃないです。。。

メイサちゃん、一応歌手デビューもしていましたよね? せめて鼻歌程度でも歌って欲しかったなぁー。 だって、主人公がまったく歌わないミュージカルって、成立するんでしょうか。。。ぱんだは、今だかつて観たことがありません。

それから、オープニングで、ローラの葬儀にレクイエムを歌う場面、ラストでまったく同じ場面に戻るという手法。。。 これって、「エビータ」のパクリですかぁぁぁ??? それとも、百歩譲ってオマージュとか????
確かに、エウァ・ペロンも、貧しい私生児から有名男を踏み台にしてアルゼンチンの大統領夫人にまで上り詰めた女傑ってことで、ローラと共通点が無きにしも非ずだけどさぁ。。。なんだかなぁ。。。こういうのって、やるならもっと徹底的に比較させるくらいやっちゃってくれないと、パクリとしか思えないんだよなぁぁ。。。中途半端っていうかさぁ。。。ブツブツブツ。。。。

すみません。

まー、いつものごとく、好き勝手放題の感想でした。

他に、水田航生さん、新納慎也さん、中河内雅貴さんのご出演でした。 イケメンさんの上にキレッキレのダンスが秀逸でした。 



六本木「EX シアター」デビューには、もってこいの演目かもしれません。  (意味は、行って観ればなんとなく納得してもらえるかもです。。。フホホホ。。)


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