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2014-05-25

ミュージカル 「レディ・ベス」

最近、舞台ネタが続いておりますが、カバン様ネタをお待ちの方(一応、いらっしゃるのでございますぅ)には申し訳ないですが、しばしお待ちのほどを。。。

今回も、またまた東宝系グランド・ミュージカルについて、ちょいと感想をUPさせていただきますね。
場所は、いつものごとく天下無敵の帝国劇場です。

いやー。

いやいやいや。。。クーンツ・リーヴァイ組の仕事の速さは凄いですねー。 次から次へと出してきますが、いまいち「これだぁーーーーーっっっっ!!!!」という作品を作れずにいるという。。。まー、「量より質」っていう言葉、知らないのかなー。
なーんて、しょっぱなから辛口のコメントですが、愛のある辛口ですので、そのあたりひとつご理解のほどを。 フホホ。

やはり、このコンビの代表作といえば、泣く子も黙る、あの名作「エリザベート」なんでしょうけど、ぱんだはこの作品がいまいち好きになれないのです。
素晴らしい完成度で、楽曲も秀逸なのは認めるんですが、どーにもストレートすぎて、ロマンチックさに欠けるといいますか。
お国柄なんでしょうか。。。イギリス産・フランス産、その影響を多分に受けているアメリカ産の舞台を子供のころから観てきているせいか、オーストリア産のものになじめないのでしょうか。
まだ、日本産の作品のほうが文化的に理解できる分、面白く感じるものが多いのですけど。
これは、ただ単に、ぱんだの好みの問題なんですかねー。。。

そんな前置きで、既に想像できると思いますが、今回の演目も、ズバリ、「ふぅーーーん。。。」な感想であります。

いやー。時代と場所は最高なんですけどね。
15世紀から17世紀あたりまで栄えたイングランド国・チューダー王朝!!!!
「ヘンリー8世と6人の妻たち」がとんでもないスッタモンダをしてくれたおかげで、その後のイングランドがめちゃくちゃ面白い展開を経ながら、エリザベス1世の統治を迎えるという。。。この辺りは、世界史に興味のない人でも、本屋で立ち読みしてしまいそうなほど「美味しい時代」。
それにしても、クーンツ・リーヴァイ組は、「エリザベート」で得た富と名声に縋り付いているのか、他国でもなんでも実在する王子様やお姫様を題材にすれば、また同様に受けるだろうと、大きな勘違いをしているのかもしれませんね。
それほど、世界のミュージカル・ファンは甘くはありませんよ。

「レディ・ベス」というタイトルからも解るように、この物語は17世紀のイングランド王妃・エリザベス1世の若かりし日々を描いています。 文字通り、まだ「クィーン」ではなく「レディ」だった頃。 ではなぜ、彼女は「プリンセス」ではなく、「レディ」と呼ばれていたのでしょう。 正真正銘、ヘンリー8世の次女だったにもかかわらず、です。
この件に関しては、ヘンリー8世についていろいろ勉強した者にしか分からない、複雑な事情ってやつがあるわけですね。

この複雑な事情かつ、異母姉妹間のゴタゴタを、「恋愛模様」などを無理矢理ぶち込みつつストレートに説明しているのが、本作品なのであります。
そういう意味では、よく頑張ったと思います。 オープニングから、長いセリフを歌にしてグタグタ・ダラダラと説明してくれますから。

あれが理解できないと、本編を十分に楽しむことは無理だと思われます。

なので、ダラダラとした歌ではなく、「スクリーンに映し出される文字による前置き」で良いのではないでしょうか。 目から入ってくる情報の方がはるかに理解し易いし、正直、歌についていけないこともあるので。。。(役者の滑舌の問題や、言葉のイントネーションを完全に無視したメロディーなどが原因で)
その点では、ドイツ語や英語の歌詞を日本語に翻訳してメロディーに乗せなければければならないというご苦労がしのばれますね。。。
今回は、製作側もそれに気づいたのか、パンフレットに細々とした時代背景やら登場人物の相関図などの説明が掲載されていました。 今まで、こんなパンフレット見たことないくらいの素晴らしい内容。 うんうん、やればできるじゃん東宝さん。

まー。

そんなわけで、この演目には、ちょっとだけ期待していたわけなんですが。。。


うーむ。。。むむむむ。。。

そーねー。。。

ふぅーーーーーん。。。。

って、なんじゃそらな感想。

ごめんなさい、いつもながら、本当にごめんなさい。  「面白くなかった」とも言えず、さりとて、「面白かった」とは口が裂けても言えず。。。
一番の敗因は、無駄な登場人物が多かったこと。 そのため必要のない楽曲が目立ち、退屈この上なかったってことかなぁー。 グランド・ミュージカルにするためには、大小含めて50曲以上の楽曲を要していなければならず、苦肉の策で強引に架空の登場人物を配してみたり、ストーリーとは関係のない場面を作ってみたりとか、いろいろと大変なんでしょうけど。。。
そういう意味では、グランド・ミュージカルとして成立させつつ、そういった一切の無駄がない作品は、「オペラ座の怪人」と「レ・ミゼラブル」の2作品のみ。 まー、これはぱんだの勝手な選択ですけど。  

衣装・舞台美術については、サスガの一言。 高いチケット代払ってるんだから、それくらいは充実していて欲しいところです。
ぱんだが観たときの配役は、ダブルキャストの花總まりさん、吉沢梨絵さん、平方元基さん、加藤和樹さん、山口祐一郎大先生に加え、涼風真世さん、吉野圭吾さん、石川禅さん、和音美桜さん。
ぱんだ的には、和音さんの美声に一番感動しました。 お歌が、抜群に上手いです。(他の出演者には申し訳ないですが、ひとりで飛び抜けておられましたわ)
もともと、彼女の役であるアン・ブーリンが好きということもありますが、ここでは、アン・ブーリンの激しい生き方ではなく、「愛に生き、はかなく散った薄幸の王妃」として描かれていていました。 そりゃ、そうだよね。 エリザベス(主役)のお母さんですから。 でも、ぱんだは「したたかで、超がつくほど頭の切れる美貌の略奪王妃」としてのアン・ブーリンのほうが、だんぜん好きですけど。

それから、メアリー・チューダー役の吉沢さんも良かったですーっっ!!!
彼女の役であるメアリー・チューダーは、悪名高い「ブラッディ・メアリー(血まみれメアリー)」と云われ、カクテルの名前にもなっちゃっています。
とはいえ、彼女こそ悲劇の王妃で、親父であるヘンリー8世が、メアリーの母親であるキャサリン王妃と離婚したいがために、ローマ法王が必死で止めるのも無視して勝手に改宗したプロテスタントから、元のカトリックに戻したかっただけなのに、やり方が徹底しちゃったために歴史上の悪女列伝に載っちゃってますけど。。。
実は、「クィーン・メリー」という紅茶の名前にもなっています。  ちなみに、「クィーン・メリー号」という名称のついた豪華客船は、ジョージ5世による勘違いの末、彼の妻であるメアリー・オブ・テックにちなんだそうで。(客船を製造した側は、本当は、ヴィクトリアにしたかったらしいですが。。。)
イギリス国民の心の友であるお茶の銘柄になるなんて、彼女の一生には同情の余地もあるということなんでしょうか。


再演、たぶんないと思いますが、奇跡が起こってあるとすれば、世界史のお勉強のために是非お運びくださいませ。
相当、ドロドロしておりますわよ。 フホホホ。。

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