2014-04-05

ミュージカル 「ピトレスク」

はぁーーーー。。。


この演目、実は初日(先月27日)に行き、楽日の前日にも行ってしまったというのに全然アップできなくて、とうとう終演してしまいましたわ。。。
最近のブログアップの体たらくは今に始まったことではないですがヤバイです。

うーむ。。。

むむむむむ。。。


場所はシアター・クリエ。
初日のお席は前列より3列目のほぼ中央でした。 いやー、良く観えたのなんのって!!!

この演目は、どんな作品なのか皆目見当がつかなかったので、「とにかく、観てみるしかないっ」という先入観ゼロ状態。
まー、いつものことながらあまり期待はせずに行ったのですが。。。

これが、まさかの大当たり!!!

失礼ながら、「SHOW-ism」作品の中では一番の出来だと思いました。(ぱんだが観た演目の限りでは)

もちろん、我らがアッキーのご出演ということもありましたが、個人的にクミコさんが観たかったというか。。。
それがドンピシャだったんだなーっっっ。 もう、彼女はひたすら素晴らしかったのであります。
アッキーも言ってましたが、この演目は「クミコさん有りき」で企画されたようなものなのでしょう。

ストーリーは、ドイツ・ナチ軍に占領されたパリ市民の苦悩と、ユダヤ人への迫害を取り上げたもので、「閉じた口」を「開いた口」にするという、スローガン的な表現をテーマとしています。
戦争で閉店してしまった名キャバレーの従業員たちが、復活を夢見て地下倉庫のような場所でレビューの練習をし、いつか自分たちでショーをやりたいと目論んでいるところから始まります。
彼等にも、それぞれの事情や過去を背負っていたりするんだけど、これがわざとらしくなくて、なかなか良い!
ショーに絡めて、痛烈な戦争批判をしてやろうという、要は「開かれた口」を目指して頑張る人たち。。。

あーっ! そーきたかっっっ。

何の先入観もなしに、下調べゼロのぱんだにはちょいとショッキングな内容でしたが。。。面白いっっっっ。

苦しみ喘ぎながらも自分たちの誇りを貫こうとする姿勢に共感したし、それをショーの題材(劇中劇)にしてしまうあたり実に小気味よい限り。
 
現代に生きる日本人がそれを演じ、観る側も日本人。。。いまいちピンとこない世代に、この演目をどう受け止めてもらうのか。。。そのへんが勝負の分かれ目でしょう。
ですが、暗くて重い題材の中で、タイトルの「ピトレスク(絵に描いたように美しい)」という言葉をキーにして、

「誰もが持っている心の額縁に、美しい絵を飾れるのは人間だけ。 だから、人間ってやつはそんなに悪くない。」

なんて、目の付け所が良いったらありゃしません。


音楽は、2曲ほどアッキーが担当していますが、それ以外は古いシャンソンだったり、誰もが知っているクラシックだったりと、この演目にはピッタリとはまっていました。
特に、前述のクミコさんがアルトの美声で朗々と歌い上げるシャンソンは絶品。
そして、ソプラニスタの岡本知高さんがこの演目に加わった理由もよく分かりました。
保坂さん・Jkimさんの元劇団四季コンビも「えええーーーーっっっっ」ってくらい素晴らしかったし!!!
保坂さん演ずるところの「タマラ」という女性には、誰もが「あなたに一生ついて行きますっっっ」だと思いますわ。 フホホホ。。

こんなこと言ってしまってはいけないんでしょうが。。。
誤解を恐れずに言ってしまうと、今回は、他の出演者の方々が圧巻の歌声を披露してくれたおかげで。。。我らがアッキー様。。。ちょっと食われてた感が否めませんでした。 ごめんっっアッキー! でも、いつものとおり一所懸命さがビシビシ伝わってきたし、書き下ろしの楽曲も良かったですよーっっ。 もう、最初の一音を聴いただけで、アッキーが作った曲だというのがわかってしまいました。 これって、良いのか悪いのか。。。???

楽曲陣もさることながら、衣装や舞台美術もGOOD!
そして、レビュー時のダンスの素晴らしさも忘れられません。 今回も、アッキーはしっかり踊ってますよーっっ。


最近、複数回観たいと思える演目に出合っていなかったので、短い公演期間の中で2回観れたことに感謝です。

再演はないと思うけど、奇跡が起こって再演してくれたら、大袈裟ではなく、5回は観たいと思います。 いやいや、マジですよ。


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No title

パンダさん
お久しぶりです。
「あの日、星~」も「ピトレスク」も行きましたが観劇日が違っていてお目にかかれませんでしたね。
「あの日、星は重かった」の感想では笑わせていただきました。
私も同感です。
使われている楽曲があまり馴染みがないものだったし
こんな曲が使われていたら良いのにな・・・というものが見事に外されていたりで正直期待を越えるものではありませんでした。
大変満足と言う方もいらっしゃるので
製作側のターゲットより自分の年齢が高かったというだけなの事でしょうが。
キャストの皆さんは歌も朗読もお上手だったし楽しめましたけれど。
もともとあっきーの朗読劇への遠征はパスと決めていたのに
今回は「歌でつづられる」というのに負けて参加しました。
が、次回朗読劇があってもパスしようと決心を新たにできました(笑)


それとは別に「ピトレスク」は凄く良かったと思いました。
千穐楽後もしばらく彼らの事が頭から離れなくて
「サラの鍵」というフランスがドイツに占領されてた時代に起こった
フランス人によるユダヤ人差別の映画を見たりしていました。

クミコさんから始まりあっきーとキムさんが歌う、回転木馬シーンがとても印象に残ってます。

暗いお話ですし集客できるキャストでもないので再演は期待できませんができるならもう一度しっかり観たい舞台です。

No title

じゅんぺいさーん!
お久しぶりですー。コメント、ありがとうございます!!

そーなんですよねー。朗読劇、ぱんだも観ないつもりだったんですけど、「沢山歌う」という言葉についつい。。。フホホホ。
ぱんだも、たぶん次は無いと思いますわー。

「ピトレスク」は、まさに同感で、頭からしばらく離れがたい作品でした。
これも久々ですが、「見応えのある」ものと出会える喜びって貴重です。
感動が今でも心に蘇りますよね。
回転木馬のシーン、良かったですーーーっっ!!!

プロフィール

naopan555

Author:naopan555
「ぱんだ」と申します。
東京・世田谷在住のカバン大好き女子!
ダンナと猫の3匹(?)暮らしです。

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