2013-08-03

音楽劇 「あかい壁の家」

この猛暑の中、頑張って初日に行ってきましたわーっっっ。

渡辺えりさん主催・オフィス3〇〇の舞台、「あかい壁の家」。。。
一昨年、超難解な内容のため面白かったんだかつまらなかったんだかイマイチよくわからなかった「ゲゲゲのげ」以来の公演です。(アッキーが参加している舞台は)
ぱんだ的には、観劇後一週間くらい不思議(どう表現したらいいかわからないのですが、理不尽すぎる人間愛と不条理な哀愁に満ち溢れた、迷路のような感覚。。。???)な余韻に浸らせられた作品でした。

まー、それはいいとして。。。


いやー。。。

久しぶりに、「ザ・出ずっぱり」 のアッキーを観てきました。。。うーむ。。。なんというか、新鮮でした。


実は先月、シアタークリエでの「夏フェス(毎年、夏になるとクリエで上演されるミュージカル作品のガラ・コンサートです)」にも行ってきたんですが。。。
かなりの長時間(第一幕が終り、休憩時間のアナウンスが流れるまで、全てが終了したのかと勘違いしたくらい!!!!!)の割にはアッキーの出番が少なかったので、なんだかなぁぁぁーーーというモヤモヤした気持ちで家路につきました。 なので、今回の公演は充分すぎるくらいタップリとアッキーを堪能させていただきましたわー。 フホホホホホ。。。


今回も、もちろん主演でございますのよ。
その上、音楽劇というからには劇中歌もあり、何曲か楽曲の提供もしています。 アッキー的にはこういうパターンの舞台は珍しくありません。 作詞・作曲・アレンジまで参加させてもらえるなんて、サスガにそこいらの役者とは格が違うのであります。
ミュージシャンという肩書きを持ちながら、舞台役者も兼ねてるなんていう芸能人は大勢いますが、舞台で使用するに値する音楽を作り、それを最大限に表現できる人は、そうそういませんよーっっ。
しかも、時代劇だったり、SFものだったり、難解な現代劇だったりと、いろいろなパターンの舞台でオファーがあるということは、彼の作り出す音楽が幅広い舞台芸術の空間に受け入れられていることになります。 (彼は、こっちの道に専念してもやっていけるのではと、秘かに思っています。。。)
まー、アッキー本人としては、やらなければならない仕事が増えちゃうから大変なんでしょうが、ファンにとっては「もうもう、たまりませーんっっっっ」ってわけです。


これから観るという方のために、ここから先はネタバレ御免ですので、ご了承くださいませ。


先ず。。。ストーリーの根幹は、東日本大震災なのです。

ですが、物語の舞台は、渡辺えりさんがイタリアへ旅行したときにフラッと立ち寄ったという「ポンペイ」という田舎町です。
ポンペイも、ヴェスビオ火山が噴火したことで日本の東北地方・海辺地区のような悲劇が起こった町です。よく、テレビなどでも取り上げられていて、火山灰や瓦礫の中からうずくまったままの遺体が1000体規模で発見されたとして有名ですね。
先ず、ぱんだは東北とポンペイを結び付けたところに「そう来たかーっっ」と思い、不謹慎ながらちょいと感心してしまいました。
そこへ、弟思いの姉とダメ弟くんの絆などが絡み、過去と現在の交差が始まります。 このパターンって、「ゲゲゲのげ」のときもまったく同じシチュエーションでしたから、一昨年の舞台がオーバーラップしてごっちゃになりそうでした。 もしかしたら、「姉と弟」シリーズ作とかだったりするんでしょうか?

ポンペイのオデオン劇場という場所に集まる、無作為な日本人たち。。。これが、かなりキツイ。。。
あまりにも無理な設定を、ドタバタという殻に閉じ込めて、なかば強引に、もっと言えば強制的に押し進めていくストーリー展開には、いささか、ぱんだも呆れて口があんぐり状態でしたが。。。
そこへ、ポンペイの犬や東北で生き残った犬たちの末路などもからめながら、シビアな現実を突きつけてくるあたり、物語にイマイチ入り込めないでいる観客の心をグッと掴かむテクニックはサスガの一言。

役者さんたちも、イイ味出してます。 っていうか、役者命の舞台なのかもしれません。 誰ひとり、このキャスティングで欠けている人がいては成立しないっていうの、ありますよね?
今回は、そういう視点から観ると。。。背筋が凍るほど怖ろしい舞台といえるのかもしれません。


主人公に、仙台出身のアッキー。

さらに、若松武史さん、緑魔子さん。。。この三人をなくしては、絶対にあり得ない舞台なんだと思います。

他に、渡辺えりさん、土屋良太さん、田根楽子(本名だそうです)さん、馬場英俚可さん、稲荷卓央さん、そして、高岡早紀さん。。。
高岡さんは、今回はアッキーのお姉さん役でしたが、途中でお母さんの役も兼ねていて、ぱんだがアッキー・ファンになったきっかけの記念すべき作品である「TOMMY」を彷彿とさせ、懐かしい気持ちになりました。

まだまだ、書き足りないことが山ほどあるのですが、これから観る方への配慮もあるのでこのへんまでにしておきます。


場所は、下北沢の「本多劇場」です。 東京公演は11日まで。 その後、仙台や岩手など、東北も地方公演に含まれています。
他、新潟、山形、福岡、広島、兵庫、金沢で公演します。

東北の被災された方々、この舞台を観てどんな感想を持たれるのか、機会があれば教えて欲しいなー。


幕が降り、拍手が鳴りはじめてライトが点いたときの、アッキーの表情が忘れられません。

初日の舞台を何度も観てきたぱんだですが、彼があれほど「ホッ」とした顔をするところは見た憶えがありません。
持てる力の全てを使い果たし、やり切った感と、もうちょっとこうした方が良かったのではという振り返りの気持ちなど、様々な想いが爆発したような、そんな表情でした。
プロの演劇人としての達成感よりも、人間・中川晃教としての顔がスーッと過った瞬間。。。
あの顔を見れただけで、ぱんだは「来てよかった」と思いましたよーっっっ。


アッキー、いつもながら、本当にお疲れさまでした。


この夏は、シャイでキュートな凡平くんになりきって、ポンペイの風に吹かれてくださいませねーっっ。


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No title

お疲れさまでした!
感想を書くのも難しい・・・いやなかなか書けないと思いますのに早速書いてくださってありがたや~v-10
お目にかかった時に
ぱんださんの「よかったでしょ?」の言葉に返す言葉に詰まったじゅんぺい(笑)
一度観てわかる人にはわかって面白いと思われるのだろうけれど
私は何処がどういう風に繋がって、誰と誰が○○の関係で・・・・とか考えながらものすごく集中して鑑賞しました。
「理解したい」と思って観て尚且つ何度か観ないと面白さがわからない。
あっきーが出演するから「理解したい」という気持ちになり、深くも考えるしリピートもできます。
・・・で前回の「げげげ~」は好きな舞台になりました。
今回も変身(私自身の中で)をどうか遂げてくれますようにと願ってます(笑)



No title

じゅんぺいさーん。 お久しぶりにお会いできて、うれしかったですー。

確かに、前回の「ゲゲゲのげ」に関しては、正直、その場での理解は難しいと思います。 ぱんだも、一週間は余韻に浸りまくり、パンフレットを隅々まで読み込んで、えりさんと弟さんの微妙な関係や、なぜ「鬼太郎」なのかとか、「ゲゲゲのげ」というタイトルの裏に隠された意味など、難解すぎて????でしたが。。。
その点、今回の舞台はかなり理解し易かったように思います。といっても、相変わらず観客を煙に巻いたようなセリフや、無必要なドタバタコントの多さに辟易されられはしましたが。。。(wwwwwww)
でも、アッキーはほとんど出ずっぱりで頑張ってくれましたねー。ぱんだは、その点だけでも素直に「良かった」と言ってあげたいですーっっ。
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naopan555

Author:naopan555
「ぱんだ」と申します。
東京・世田谷在住のカバン大好き女子!
ダンナと猫の3匹(?)暮らしです。

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