2012-10-13
リヒテンシュタイン展
友人にお誘いを受けまして、行ってきました。 リヒテンシュタイン展へ!
この展覧会、なにがスゴイかというと、リヒテンシュタイン侯国から秘蔵の美術コレクションが日本に来るというのがまずありえないくらいに珍しいことなんだそうです。
さらに、天井画をそのまま天井を外してまるごと空輸し、美術館の天井へペタンと貼り付けて展示するというから恐ろしいじゃありませんか。 前代未聞っていう言葉の意味は、まさにこーいうことなんでしょう。
会場は、六本木の「国立新美術館」です。
先ずは、肝心の「リヒテンシュタイン」ってナニ? という方のために説明をしますと、スイスとオーストリアの国境沿いにある、とーーーーーっても、とーーーーーーーっても、とーーーーーーーーーーーーーっても、小っこいけど、絵本から抜け出てきたように美しい国のことです。
世界で6番目に小さな国なんだそうですが、国民総所得額は、世界で堂々の第1位。 ビレッジと呼ばれてもいいような「村」に、毛がパラパラっと生えたような国なのに、3万点もの膨大な美術コレクションがあるというのも不思議なものです。
テレビで紹介していましたが、この国は税金が異常に安いため、世界中の名だたる銀行が支店や本店を置いていたりするらしいのです。 そのあたりが、なんとなく関係していそうではありますが。。。本当は、リヒテンシュタイン家の先祖が、ハブスブルグ家の当主である皇帝に美術品を見せたところ交流が始まり、侯爵の称号を得て、領地をひとつの国として独立することを許可してもらったのだとか。
なので、美術品好きの皇帝がいなければ、今の膨大なコレクションもなかったというわけです。 その後、大戦では美術愛好者だったヒトラーの命令で、ドイツ軍に没収されたりしましたが、見事、奪還に成功。 ルーベンスやバン・ダイク、その他超高級家具や調度品なども爆破されずに済み、現在に至っているそうです。
ですが、3万点を超えているにもかかわらず、今現在でも美術品を収集し続けているというから言葉を失います。 どんだけ集めりゃ気が済むんでしょうか。 まー、大草原が有り余ってる(ってか、それしかありません)みたいなので、収蔵&展示場所でもたくさん作って、観光客を呼び込むっていう手もありますよね。
さて、展覧会ですが。
うーむ。。。
フホホホホホホ。。。 良かった。。。のかも。
たいして混んではいなかったし、130点の作品はバラエティーに富んでいて見応えがありました。
ですが、「誰でも知っているような有名な絵」とか、「子供でもわかる人気作家が作成した銅像」なんていうのを期待していくと、裏切られるかも。。
ぱんだ的には、一本の象牙で彫られている水差しとか、螺鈿細工の調度が美しいタンスなんかが良かったですけどね。
いかにも、ヨーロッパ貴族が好みそうな絵画調タペストリーとか。。。バロック装飾が好きな方にはお薦めです。
あ、それからリヒテンシュタイン侯女が2歳児だったときの肖像は見ものです!!
赤ん坊の寝顔なんだけれど、まさに天使。。。なのになぜか、この絵を絵葉書にしなかった物販担当者よ。。。
「いーだろー。天使みたいだろー。欲しいだろー。買いたいだろー。でも、作ってやんないよー。ざまーみろー。うひひひひひひひひひっっっっ」って笑っている姿が目に浮かびます。。。
(ポスターはあったけど、絵葉書サイズのほうが飾りやすいでしょ。クリアファイルは、チケットホルダーサイズと葉書サイズのものがありました。しかたがないので両方ゲット。なんだか、してやられた感がアリアリですわ。。。)
とっても大人チックな展覧会。
小さな国の大きな財産。。。秋の芸術鑑賞にいかがでしょうか?
12月23日まで。
この展覧会、なにがスゴイかというと、リヒテンシュタイン侯国から秘蔵の美術コレクションが日本に来るというのがまずありえないくらいに珍しいことなんだそうです。
さらに、天井画をそのまま天井を外してまるごと空輸し、美術館の天井へペタンと貼り付けて展示するというから恐ろしいじゃありませんか。 前代未聞っていう言葉の意味は、まさにこーいうことなんでしょう。
会場は、六本木の「国立新美術館」です。
先ずは、肝心の「リヒテンシュタイン」ってナニ? という方のために説明をしますと、スイスとオーストリアの国境沿いにある、とーーーーーっても、とーーーーーーーっても、とーーーーーーーーーーーーーっても、小っこいけど、絵本から抜け出てきたように美しい国のことです。
世界で6番目に小さな国なんだそうですが、国民総所得額は、世界で堂々の第1位。 ビレッジと呼ばれてもいいような「村」に、毛がパラパラっと生えたような国なのに、3万点もの膨大な美術コレクションがあるというのも不思議なものです。
テレビで紹介していましたが、この国は税金が異常に安いため、世界中の名だたる銀行が支店や本店を置いていたりするらしいのです。 そのあたりが、なんとなく関係していそうではありますが。。。本当は、リヒテンシュタイン家の先祖が、ハブスブルグ家の当主である皇帝に美術品を見せたところ交流が始まり、侯爵の称号を得て、領地をひとつの国として独立することを許可してもらったのだとか。
なので、美術品好きの皇帝がいなければ、今の膨大なコレクションもなかったというわけです。 その後、大戦では美術愛好者だったヒトラーの命令で、ドイツ軍に没収されたりしましたが、見事、奪還に成功。 ルーベンスやバン・ダイク、その他超高級家具や調度品なども爆破されずに済み、現在に至っているそうです。
ですが、3万点を超えているにもかかわらず、今現在でも美術品を収集し続けているというから言葉を失います。 どんだけ集めりゃ気が済むんでしょうか。 まー、大草原が有り余ってる(ってか、それしかありません)みたいなので、収蔵&展示場所でもたくさん作って、観光客を呼び込むっていう手もありますよね。
さて、展覧会ですが。
うーむ。。。
フホホホホホホ。。。 良かった。。。のかも。
たいして混んではいなかったし、130点の作品はバラエティーに富んでいて見応えがありました。
ですが、「誰でも知っているような有名な絵」とか、「子供でもわかる人気作家が作成した銅像」なんていうのを期待していくと、裏切られるかも。。
ぱんだ的には、一本の象牙で彫られている水差しとか、螺鈿細工の調度が美しいタンスなんかが良かったですけどね。
いかにも、ヨーロッパ貴族が好みそうな絵画調タペストリーとか。。。バロック装飾が好きな方にはお薦めです。
あ、それからリヒテンシュタイン侯女が2歳児だったときの肖像は見ものです!!
赤ん坊の寝顔なんだけれど、まさに天使。。。なのになぜか、この絵を絵葉書にしなかった物販担当者よ。。。
「いーだろー。天使みたいだろー。欲しいだろー。買いたいだろー。でも、作ってやんないよー。ざまーみろー。うひひひひひひひひひっっっっ」って笑っている姿が目に浮かびます。。。
(ポスターはあったけど、絵葉書サイズのほうが飾りやすいでしょ。クリアファイルは、チケットホルダーサイズと葉書サイズのものがありました。しかたがないので両方ゲット。なんだか、してやられた感がアリアリですわ。。。)
とっても大人チックな展覧会。
小さな国の大きな財産。。。秋の芸術鑑賞にいかがでしょうか?
12月23日まで。
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